代表挨拶

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紀平浩幸 近影
紀平浩幸 近影

弊社ウェブサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
この度、全国の医療機関が抱える”医療人材の採用・定着”に関する諸問題を解決すべく、「株式会社ケイツーブレインズ」を設立し、代表取締役に就任しました紀平浩幸と申します。
何卒宜しくお願い申し上げます。

私は30歳を超えるまで、医療のことは全く知らない素人でした。
しかし、その後勤務した医療法人で特殊な任務を任せられたことで、病院事務職として他の人には真似の出来ない以下3つの大きな強みを持ち、人生を180度変えることができました。

  • 医局派遣や人材紹介に頼らず、組織に貢献できる医師を自力採用するノウハウを取得した
  • 病院人事職として現場で医師採用実務を行ってきた長年(18年)の経験則が蓄積した
  • これらノウハウや経験則を属人化せず、部下などの他人でも実行できるように体系化した

なぜこのような強みを持てるようになったのか、そのきっかけを辿ってみたいと思います。

今から18年前、損保から転職して入職した医療法人(社会医療法人 杏嶺会)で”医師リクルート部署”の立ち上げを行う際、当時全く無名だった地方病院(一宮西病院の前身、150床ケアミックス、常勤医師数20名)に何十人もの医師を集める必要がありました。
当時、同院は無名であったため大学医局派遣の依頼が全く通用せず途方に暮れたことを鮮明に覚えています。
また人材紹介サービスの「確率論的・場当たり的」な五月雨あっ旋方法には早々と見切りを付けました。

「自分の給与に人材紹介サービスの手数料以上の価値を持たせる」ことを生きがいとし、一般企業では当たり前のように行われている採用手法を病院採用にアレンジして医師招聘戦略を練ったことで、地方無名病院でも自力で医師を集めるノウハウを習得することができるようになりました。
その結果、6年間で常勤医師数を60名(+40名)まで増やし、250床となった一宮西病院を無事に現在の土地に新築増床移転させることに成功したのです。その後の同院の急成長は皆さまもご存知の通り、目を見張るものがありました。

その後、社会医療法人財団石心会(川崎幸病院、他)に転籍し引き続き医師採用業務に従事して参りました。
こちらの病院も新築増床移転直後ということもあり(200床→326床)、医師数の拡大がミッションとなっておりました。前職で培った医師自力採用のノウハウを活かし、10年間で常勤医師数を80名から130名(+50名)に増員することができました。

18年間で延べ2,000人以上の医師と面接し、400人の常勤医師の採用を手掛けて参りましたが、人材紹介サービスを利用したのは1割以下であることは誇れる結果だったと振り返っています。

この【大学医局派遣】【人材紹介サービス】だけに頼らずに、組織が必要とする医療人材を自力で採用し定着させるノウハウを、人材確保や定着にお困りの全国の医療機関のために役立てたいと思うようになり、独立を考えるようになりました。

医師の偏在化、2024年の医師働き方改革、人材紹介サービス経由で採用した医師や看護師の高離職率化など、医療人材の人手不足問題は深刻な社会課題です。私はこれらの課題を解決し、正しい採用力を医療機関に伝えることのできる日本で唯一の存在になることを目標にしています。
またそれだけではなく、人材課題解決ができる医療経営者の育成もしていきたい考えております。

「採用」に新たな価値創造を行うことで、私の人生だけでなく医療業界全体を180度変えていきたいと思っており、開業の決意と変えさせて頂きたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年8月1日
 株式会社ケイツーブレインズ
代表取締役 紀平浩幸

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